WS(聖櫃/ワールドシフター) 

全ての発端であり、多くの謎に包まれた黒の球体。(どっかで見たな)

月面に落下した隕石らしきものの内部から発見されたが、

発見当時は既に機能停止しており、その後研究のために解体されることになる。

手に入れた者に無限の力を与えると云われているが…?


時器

解体された聖櫃の一部。11つの時器と2つのコアに分けられる。

時器は生物に組み込むことによってその生物をエスリー化させることができる。


エスリー 

"E"を操り、時を渡る能力を得た新人類。

自分の時が周りと別の時間を歩むので時間の流れについていけない。(話にもついていけない)

うっかりすると自分の一分が他人の一時間だったりしてしまう。

 

アーキタイプエスリー:WSを持つエスリー。

エンジェリックエスリー:WSは持たないが、前世界での記憶を保持するエスリー。

シビリアンエスリー:その他雑多な生物 動物も植物も全てエスリー。

プリミティブエスリー:WS投下以前にもエスリーの力を持っていた生物。

現時点ではモンブランのみが該当する。


SSS機関

解体された聖櫃のコアの片方。

俗に言う永久機関。 作中では熱浴炉とも呼ばれる。

実際は永久機関などではく、本来充填される側のはずの基幹世界セフィロンのиを

"WSの逆輪転によって吸い上げる"反永久機関であった。



オルカオス

解体された聖櫃のコアの片方。片手剣サイズの巨大な分針。


閉じた世界と開いた世界 

閉じた世界

物質を行き来させることは出来ないが、"и"を行き来させることが出来る世界

外界へ因果が流出することは無い(外界へ因果を放出出来ない)

全ての現象に不確定要素が存在せず、100%のものは100%成功する

ただしиが不足する場合は100%が発生する可能性が下がっていく(100%か0%かのどちらかしか有り得ない)

例:セフィロン(一時的)


開いた世界

物質も"и"も行き来させることが出来る世界

外界と干渉した因果は消失したり新たに発生したりする

全ての現象に不確定要素があり、いわば『信じればいつかきっと叶う』といった状態

100%というものは100%存在しない

例:アークオブタイム


エスリーズクレイドル

全人類がエスリーとなり、エスリーの優位性が失われる世界。

エスリーと人類の戦争、"ラグナロク"を回避するための最終手段とされている。


E(и) 

エスリー達の"力"の総称 иと表記する。

ネゲントロピーに似て異なる何か


大運命E

WSの描く通りの未来、逃れられぬ運命のこと。

Eの淘汰と選択を駆使し、望んだ未来を掴む。

必然が運命ならば、運命こそEである。


Eの発現

いわゆる運命の分岐点。大きな出来事のこと。

それはどこにでも存在しており、どこにでも発生しうる。

運命の揺れ幅(選択肢の数)は発現されたEの量に依存する。

Eの発現を覆す為にはアーキタイプが原罪を背負わねばならない

暴走したEは最終的にワールドシフトを引き起こす


Eの選択(インクリメント/乱雑) 

Eが増加し、幾つもの未来が創られること。


Eの淘汰(デクリメント/収束) 

Eが減少し、幾つもの未来が消滅すること。


隠されたE

超自然的に発生する莫大なエネルギーのこと。

意図せず発生したEの発現によってワールドシフトを引き起こす可能性もある。


ワールドシフト

いわゆる世界改変。事象のパラダイムシフトとも言う。

どれだけのEを領しても目的が絶対に達成されない場合、(たとえば無から歯磨き粉を出したり)

この現象によって目的を達成することの出来る世界に書き換えられる。(最初から歯磨き粉ある状態にする)


エスリーズの魔

ヤバいことが起きてるときは連鎖してさらにヤバい事が起きる現象。


混刻(現象と現像の悪魔の囁き効果)

いわゆる過去と未来の自分が同じ時間軸に重複して存在している状態のこと。

大原則として閉じた世界に悪魔は絶対に出現しない。

宇宙のどこかにはシュレーディンガーの猫が生きた世界と死んだ世界の二通りしか存在せず、

世界が閉じている限り、箱から猫が消える世界が存在することは決して無い。

これを定める存在が現象と現像の悪魔である。


人工聖櫃

人工的に作り出されたWSのこと。

八割以上オリジナルの部品が代用されており、WSを修理したと言う方が正しい。


原罪

クレロの翅、世界の摂理に逆らう者に課せられる罪。


下等世界創造計画(イルザ・エシス) 

???


スタディオンの可視電脳海

所持者の膨大な精神の全てを内包する究極の幻想領域。

他者と共感することにより、幻想領域での事象を他者に分け与えることも出来る。

特化された固有スタディオンは第四の壁を越える能力や、物語を語り継ぐ能力、

ましてや夢をかなえる能力にもなりうるとか。

 

ESRI3の時代では高度な情報通信技術の一部となっているが、

隠者の法灯の原因の一つと睨まれ、軽蔑されている、

 

また、自己のオルタナティブと対話できる唯一の空間でもある。

 

スタディオンコンセントレイト

精神領域の拡張 より多くの情報を共有出来るようになる。

スタディオンキャッチ

スタディオンの波を受信し、招待してもらうこと。

こちらから進入する場合はスタディオンダイブと言う。

固有スタディオン

巨大なスタディオンにより有限大に拡張され、固有の能力を得た精神領域のこと。

 

二元論的なバズ・ワールド

スティルボーンスタディオン『生まれずして消えた基準世界』

ミハイルの望み

インキュナブラスタディオン『等しき人類の夢見た基準世界』

エリーの望み